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電子レンジの汚れを落とす方法を調べると、ウェットシート、研磨ペースト、重曹を加熱する方法などが出てきます。選択肢が多く、どれを選べばいいのか迷いやすいところではないでしょうか。
飛んだ直後の油は、まだ膜の状態なので拭き取れます。ところが拭かずに熱を重ねてしまうと、底面に黒く固まった膜として残ってしまいます。油と匂いの飛び散りに困っているなら、頼れるのはレックの水の激落ちシート 電子レンジ&冷蔵庫 20枚入。すでに底面が黒くこびりついているなら、激落ちくん レンジ用クリーナー 35gの出番です。両方気になる場合は、この2つを場面で使い分けるとよいでしょう。
同じレックの激落ちくんブランドでも、この2つはタイプがまったく違います。前者はウェットシート、後者は研磨ペーストです。なお価格は2026年8月18日時点のレック公式EC調べ。重曹を加熱する方法もよく紹介されていますが、メーカーによって見解が分かれるため、今回はこの2商品にしぼって紹介します。
比較一覧
| 商品名 | 価格 | 容量 | 単価 | 向く汚れ | 購入 |
|---|---|---|---|---|---|
| 水の激落ちシート 電子レンジ&冷蔵庫 20枚入 (SS-168) | 198円 | 20枚 | 1枚9.9円 | 飛び散った油や匂いの拭き取り | Amazonで見る 楽天で見る |
| 激落ちくん レンジ用クリーナー 35g (K00508) | 249円 | 35g | 1回量は公式に記載なし | こびりついた焦げ、底面の膜 | Amazonで見る 楽天で見る |
シートは198円を20枚で割ると1枚9.9円になります。クリーナーのほうは1回あたりの使用量が公式に書かれていないので、1回分の値段は出せません。
飛び散った油と、焦げつきでは道具が違います
家電のプロが答えるAll Aboutは、「汚れたらすぐに拭き取るのがベスト」と言い切っています。飛んだばかりのソースや脂なら、シートでも十分拭き取れる段階。
水の激落ちシートは、水の激落ちくんと共同開発したウエットシートで、洗剤を使わず、2度拭きも不要とされています。メーカーによれば、アルカリパワーが油汚れを包み込んで浮かせて落とす仕組みだそうです。
ただし、拭かずに熱を重ねてしまうと話は別。黒く固まった膜や焼き付いた汚れには、シートは効きにくくなるのです。実際、同タイプのシート製品への口コミにも、焦げ付きや長年の蓄積汚れには効果が限定的だという声が見られます。
ここまで進んでしまったら、頼るのは研磨材入りのペースト。研磨剤が入っているぶん、こびりついた汚れに対応できるとされる仕組みです。パナソニックの公式お手入れ案内でも、庫内の油汚れは中性洗剤と布で、底面の汚れはクリームクレンザーと濡れ布巾でと、使い分けを示しています。
注意したいのは、見た目が黒くても側面・天面・ドアにはペーストを使わないという点。使えるのはレンジテーブル(底面)のこびりつき汚れ、グリルの油汚れ、鍋のコゲに限られます。庫内のテーブル以外には向きません。
また、庫内から出て換気扇のフィルターに回った油は、シートで拭ける範囲を超えています。フィルターの落とし方は換気扇の油汚れ、重曹つけ置きと強力アルカリ洗剤どっちがいい?に分けました。コンロの五徳の黒焦げも、熱源や形が回転皿とは違うので、コンロの五徳の焦げ付き、重曹つけ置きと専用クリーナーどっちが早い?の話になります。
水の激落ちシート 電子レンジ&冷蔵庫 20枚入

毎日の油をさっと拭き取るのが、この水の激落ちシート(品番SS-168)です。大きさは約300×200mm、材質はポリエステルとレーヨン。成分は水、エタノール、アルカリ電解水、pH安定剤、除菌剤となっています。
電子レンジや冷蔵庫など、洗剤を使いたくない場所の掃除に向いており、小さな子どもやペットがいる家でも使えるとされています。
楽天のカラフルボックスなど、確認できた口コミは約15件で、平均は4.7前後でした。星1と星2はいずれも0件。
「レンジでお魚を焼くことがあるのですが、その後処理に最適です。飛んだ油や匂いがしっかり取れます。」(楽天・カラフルボックス・2025年10月)
「一見薄手の大判ウェットシートのようだが、レンジ内に飛び散ったソースなどを綺麗に拭き取れた。テーブルが汚れた時もこれで拭けばベタつきを残さず綺麗になる。」(楽天のレビューを、よろづやアンテナが引用・2023年2月)
一方で、油は落ちても焼き付いた汚れまでは落ちません。同タイプのシート製品への口コミには、「油汚れは、たしかによく落ちているようです。ただし、焼き付いたような汚れに関しては、どうも落ちていないような。炭化したこげ汚れ、長時間にわたって焼きついた汚れ等は落ちない場合があります。」という声も見つかりました。底面に膜として残ってしまった汚れは、次に紹介するペーストの仕事になります。
激落ちくん レンジ用クリーナー 35g

シートで落ちなかった底面の膜には、激落ちくん レンジ用クリーナー 35g(品番K00508)が向きます。直径約50mm、高さ約30mmのペースト状で、容量は35g。成分は研磨材(35%)、pH調整剤、粘度調整剤、増粘剤、保湿剤、防カビ剤です。
レンジまわりのキッチン家電汚れを、ピンポイントで磨けるペーストです。酸性・アルカリ性洗剤が使えないキッチン家電の汚れや、レンジテーブルの飛び散り汚れ、グリルの油汚れにも使えるとの説明。研磨剤が入っている分、こびりついた汚れへの対応力が特徴です。
使い方は、まず対象面を水で濡らして固いゴミを取り除き、柔らかい布やキッチンペーパーに適量をつけてこすります。抵抗が軽くなったら拭き取ってください。点火中や対象面が熱い状態で使うと火傷のおそれがあるため、絶対に使わないでください。また、素材によってはキズや変色のおそれがあるので、目立たないところで試してから使うようにしましょう。
使える場所は、レンジテーブル(底面)のこびりつき汚れ、グリルの油汚れ、鍋のコゲ。反対に使えない場所は、レンジ庫内のテーブル以外、ホーロー、表面加工された面、プラスチック製品、木製品、鉄製品、漆器、金箔、アルミ、銅、真鍮、ニス塗りのもの、油や熱等で劣化した塗装面と、かなり幅広く挙げられています。
口コミはbeteavone.comに89件寄せられており、平均は4.7と表示されています。ただし1回に使う量は公式に「適量」としか書かれておらず、1回分の値段までは計算できませんでした。
使う前に確認したいこと
パナソニックの公式お手入れ案内では、掃除の前に必ず庫内が冷めたことを確認するようにと案内しています。使用直後は高温になっており、やけどやけがのおそれがあるためです。感電のおそれもあるので、掃除前には必ず電源プラグを抜いてください。ペーストのほうも、対象面が熱い状態では使えません。
シートにはエタノールとアルカリ電解水が含まれています。主要8メーカーの取扱説明書を横断した記事によれば、各メーカーとも酸性・アルカリ性の洗剤、シンナー、ベンジン、アルコール、スプレー洗剤、漂白剤などの使用を禁じています。表面塗装のはがれや変色につながるため。
シートは電子レンジ向けとして作られていますが、機種によっては禁じている成分がある場合もあります。購入前に、お使いの電子レンジの取扱説明書を確認しておくと安心です。
まとめ
まず1本選ぶなら、水の激落ちシートを1パック用意しておけば十分でしょう。油と匂いの飛び散り程度なら、これで足ります。底面の焦げが気になる家だけ、レンジ用クリーナーを1個足してみてください。
価格と単価は前述のとおりです。ペーストのほうは1回に使う量が公式に示されていないため、1回あたりの円換算は出していません。
キッチンの油以外の、地味な日用品の続きは地味だけど手放せない日用品、気づけばずっとコレを買っているです。


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