コンロの五徳の焦げ付き、重曹つけ置きと専用クリーナーどっちが早い?

コンロの五徳を重曹水につけ置き お風呂・水回り

コンロの五徳が茶色から黒っぽく変わってきて、中性洗剤でこすっても色が動かない。そんな悩みに向けて、今回は重曹つけ置きと専用クリーナーという2つのやり方を比べていきます。取り上げるのは、レック「激落ちくん IH・ガスコンロ用 ベタベタ油汚れクリーナー ペースト」です。研磨剤入りのペーストで、容量35g、Amazon実売777円。対象は五徳の油汚れとIHのくもりで、サビ落としやカビ取りには使えません。

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黒く固まっているなら、このペースト1本を選んでください。

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商品の外観・仕様

項目内容
商品名レック 激落ちくん IH・ガスコンロ用 ベタベタ油汚れクリーナー ペースト
メーカーレック
種類研磨剤入りペースト
容量35g
価格777円(Amazon実売)
主な対象五徳の油汚れ、IHのくもり

研磨剤入りのペーストで、容量35g、Amazon実売777円です。吹き付けて置くスプレータイプではなく、少量を塗ってスポンジや布でこする使い方になります。

35gは、液体洗剤のボトルと比べると少なめの容量。777円は、食品用重曹1kg(200〜400円前後)より高く見えます。待つ時間を削って、炭化した膜を直接こすりたい用途向けの値段です。

対象は五徳の油汚れとIHのくもりで、サビ落としやカビ取りには使えません。鉄の五徳に出る赤いサビは油の炭化とは別物で、水分と酸素で金属が酸化した状態です。コンロ周りの黒カビも油汚れとは別の生き物なので、カビ取り効果は期待しないほうがよいでしょう。

重曹つけ置きと専用クリーナー、時間の違い

比較ポイント重曹つけ置き専用クリーナー
待ち時間30分〜一晩塗ってこする数分〜十数分
仕組み弱アルカリで油を浮かせる研磨剤で炭化した膜を削る
手間五徳を外し、容器を用意する塗ってこすり、拭き取る
刺激少なめ研磨による傷のリスク
向き薄い油膜、定期ケア黒く炭化した焦げ付き
費用の目安1kgで200〜400円前後777円/35g

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焦げ付きの正体を知っておく

五徳の黒い汚れの正体は、調理中に飛び散った油です。油は熱を何度も受けると酸化し、樹脂のように粘った後、炭化して固い膜になります。付いたばかりなら指にベタつく液体ですが、放置して何度も火が当たると、洗剤を垂らしただけでは動かない黒い固着物への変化。

中性の台所用洗剤は、新しい油膜を乳化して流す用途のものです。すでに炭化した膜は水にも洗剤にも溶けにくく、これが「こすっても色が残る」理由です。

換気扇のフィルターでも、油は熱とホコリで固まる仕組み。五徳ほど直火は当たりませんが、放置するほど落ちにくくなる点は同じです。換気扇の油汚れの比較は、換気扇油汚れの記事で整理しています。

重曹つけ置きが向く場面

食品用重曹は弱アルカリ性の粉末です。40〜50度のお湯に溶かし、外した五徳を30分〜一晩つける使い方が一般的です。目安はお湯1リットルに対して大さじ2〜3杯、油が柔らかくなったところをスポンジで軽くこすり落とす流れ。

利点は、刺激の少なさです。強い香りは少なく、つけ置きの間は手を離せます。1kg入りなら200〜400円前後で、1回あたりに使う粉も少量。すでに家にある粉で、薄いベタつきを定期的に落とす用途にも向いています。

欠点は、待ち時間と下準備です。五徳を外し、浸かる大きさの容器を出してお湯を張って浸けて待つ、という手順が必要。鉄製の五徳は水につけた後、しっかり乾かし切らないとサビやすくなります。ホーローや塗装のある五徳は、長時間の浸け置きで表面を傷めることもあります。炭化した黒い膜には、浸けただけでは届きにくいという弱点も。

薄い油膜で、浸けて翌朝こすれば足りる家に向いている方法です。

専用クリーナーが向く場面

火が消えて五徳が冷めてから、汚れの面に少量を塗り、スポンジや布でこすって水ぶきします。つけ置き用の桶は不要です。点火プラグや周囲の樹脂には付けないほうが安全。

早い理由は、待ち時間がないことと、炭化した膜を物理的に削る設計であることです。重曹が「油を浮かせてからこする」のに対し、ペーストは「固い膜を粒子で削る」というアプローチの違いがあります。

IHのくもりも対象範囲ですが、五徳の炭化とIHガラスのくもりは、見た目は似ていても場所が別。くもりは薄い膜、五徳の黒は厚い炭化という差があり、同じペーストでもIH側は力を落として使う必要があります。強くこすると傷の原因になるので注意してください。

流しに落ちた油は、排水口のぬめりにもつながります。排水口のぬめり・臭い対策の詳しい比較は、排水口ぬめり対策の記事でまとめています。

よかった点と気になった点

よかった点

良い点は、つけ置きの待ち時間を削れること(30分〜一晩の浸け置きが不要)、対象が五徳の油汚れとIHのくもりに絞られていて店頭で迷いにくいこと(換気扇用の強力アルカリスプレーとは別物で、少量を塗るペーストなので五徳の爪の隙間など狭い面を狙えます)、価格は待つ時間を金で買う用途だと割り切れる値段であることです。

気になった点

気になる点は、研磨剤入りのためホーローの光沢・アルミ・塗装面・IHのガラスは強くこすると細かい傷が残ることがあること(使う前に目立たない箇所で試すほうが安全で、傷をつけずに落とす保証はありません)、35gは少ない容量でコンロ全体を何度も洗い直す大掃除には1本では心もとないこと(広いレンジフードの内側までこの1本で済ませようとすると量が足りません)、価格777円は重曹1kg(200〜400円)より高く見えることです。

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どんな人に向くか

  • 五徳が茶色から黒へ変わり、中性洗剤では色が動かない人
  • つけ置き用の容器を出す手間や、一晩待つ時間を削りたい人
  • IHのくもりも同じペーストで見たい人

こうした人には、専用クリーナーのペーストが向いています。一方、薄い油膜で一晩置けるくらいの余裕がある人には、重曹つけ置きで足りることが多いでしょう。

まとめ

五徳の黒い焦げ付きの正体は、熱を受けて炭化した油です。重曹のつけ置きは、まだ油として残る層を浮かせる方法で、刺激は少なめですが待ち時間は長め。専用クリーナーは研磨剤で炭化した膜をこすり落とす方法で、待ち時間は短い一方、素材によっては傷の原因になることもあります。

黒く固まっているならペースト1本(35g、777円)、薄い油膜で一晩置けるなら重曹で足りることが多いでしょう。迷ったら、炭化して黒くなっている家ほど、ペースト1本を選んでみてください。

黒く固まっているなら、このペースト1本を選んでください。

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