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浴槽は毎日こすっているのに、なんとなく湯が白っぽい。お風呂上がりに臭いが気になる。そんなとき、原因は浴槽そのものではなく、追いだきの配管の中にあることが多いんです。追いだきのたびに配管の中を湯が行き来して、皮脂や湯アカがその内側に少しずつたまっていく。浴槽をどれだけ磨いても、配管の中までは手が届きません。
そこで役立つのが風呂釜用の洗浄剤なんですが、種類が多すぎて、どれを買えばいいのか迷ってしまいませんか。そこで今回は、定番の2つ、スクラビングバブル ジャバ1つ穴用と、リベルタのヘドロトルネード風呂釜洗浄を比べてみることにしました。
ただ、その前に1点だけ。どちらの洗浄剤にも「使えない風呂」があります。追いだき機能が無い風呂はどちらも使えません。また、湯温を一定に設定できず、自然に湯が行き来するだけの2つ穴のタイプも対象外。さらに天然石・木製・塗装の浴槽も使えません。買ってから使えなかった、とならないよう、まず自宅の浴槽と給湯器のタイプを確認しておいてください。
比較一覧(早見表)
数字は早見表にまとめました。表の価格は2026年8月15日時点です。
| 商品名 | 価格 | 容量 | 1回あたり | 公式頻度 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| スクラビングバブル ジャバ1つ穴用 Amazon・楽天 | 349〜770円(価格比較サイト・価格.com最安〜楽天の販売店・楽天24) | 160g | 349〜770円 | 月に1回程度 | 粉末・弱アルカリ性・1つ穴用 |
| ヘドロトルネード 風呂釜洗浄 Amazon・楽天 | 2,970円(リベルタ公式) | A剤150g+B剤200g | 2,970円 | 6ヶ月に1回 | 2剤カップ |
いちばん大きな違いは、使うペースです。ジャバは毎月、ヘドロトルネードは半年に1回。1回あたりの価格だけ見ると粉末のほうがずっと安いのですが、年間で合計すると、安く買えれば粉末が有利、定価に近い価格なら実はどちらも似たようなものになります。どちらも開封したら1回で使い切りです。
選び方の軸
判断の軸は、普段どれだけ風呂釜をケアしているかです。配管を毎月点検する家なら、ジャバ1つ穴用の月1回ペースが合っています。
一方、長年洗っていなかったという家だと、月1ペースは重荷になりやすいもの。半年に1回のヘドロトルネードのほうが続けやすいはずです。年で足すと、粉末の月1は4,188〜9,240円、2剤の半年に1回は約5,940円になります。
各商品の詳細
スクラビングバブル ジャバ1つ穴用
スクラビングバブル ジャバ1つ穴用は、160gの粉末を1回で使い切るタイプ。弱アルカリ性です。使い方は湯約300Lに160gを全量入れるのが基本で、入浴剤入りの残り湯は使わず、フィルターは外さないのがルールです。
ジョンソン公式の除菌表示は、大腸菌群・ブドウ球菌を対象にした99%。使えるのは追いだきができて湯温を一定に設定できるタイプで、穴が2つでも湯温設定ができれば使えます。
口コミを見ていくと、楽天24の星5では「リピートしてます。定期的にお掃除しとくと、安心です。」、価格.comの星4では「匂いはやはり減ったと思う」という声が並びます。一方で、価格.comの星3(2024-12-03)には「特に汚れが落ちた感じはしませんでした」という声も。これはジャバが汚れを溶かして流すタイプだからです。ドロドロの塊がどっと出てくる洗浄剤ではないので、目で追える変化は少なめです。
なおセイムスの案内では、追いだきが無い風呂・湯温を一定にできない風呂・天然石・木・塗装・アルミ・銅は使えないとされています。
床の黒ずみは配管とは別の話です。フローリングの黒ずみ・べたつき、つやピカとかんたんマイペットどっちがいい?に分けてあります。
床やパッキンの赤カビも、配管とは別の汚れです。手順はお風呂の赤カビ、重曹とアルカリ洗剤どっちが早い?実際に試してみたにあります。このあとの2剤カップは配管専用の話です。
ヘドロトルネード 風呂釜洗浄
リベルタのヘドロトルネードは2剤のカップ式。A剤150gが酸性、B剤200gが弱アルカリ性で、開封後は1回で全量を使い切ります。リベルタ公式の除菌99.9%は第三者機関の試験に基づくもので、「すべての菌に効果があるわけではない」とも明記されています。
Amazonでは447件のレビューで平均評価3.6。星5には「本当に汚れが出てきました。」「びっくりする位汚れが出てきました」と、驚きの声があります。穴が1つでも使えたという星4の「1穴式のお風呂でも問題なく汚れ落としが出来ました。」という報告もあります。
ただし、この洗浄には追いだきを長く続ける必要がある、という注意点が。給湯器が先に止まると、汚れが出てこないのです。星2(2025-11-27)の「期待はずれでした。エコキュートだからなのかわかりませんが、追い焚きが数分で終わるので何度も追い焚きしても汚れが出て来ませんでした。」、星3(2025-10-16)の「狭い温度範囲で追い焚きを10分続けるのは無理でした」「数分で自動停止」という声は、まさにここでつまずいたケース。公式FAQでは、追いだきが止まったら冷水を足して再開すると案内しているので、給湯器が自動停止するタイプのおうちでは、この再開の手間がどれくらいかかるかを先に考えておきましょう。
使えない条件も多い製品です。湯温設定ができず自動で湯を回すだけの2つ穴、追いだき無し、塗装、バクテリアろ過のジェットや24時間風呂、大理石(天然・人工)、木製、給水口から底まで7cm以下の浴槽は使えません。そして塩素系と混ぜると有害ガスが出るので、ほかの洗剤との併用はしないでください。
よくある質問
洗浄剤を使ったのに汚れが出てこなかった。失敗した?
がっかりしがちなポイントですが、実は失敗とは限りません。ジャバ1つ穴用の公式FAQでは、汚れが溶けて出るのでドロドロは出ない、としています。またヘドロトルネードも、汚れが出なくても洗浄・除菌できるという立場です。ドロドロが出てきたかどうかだけが効果の証ではないので、見た目で落ち込む必要はなさそうです。
まとめ
配管を毎月点検して回していきたい家なら、ジャバ1つ穴用が本命です。1回数百円で始められて、月1回のペースを回していけます。何年も洗っていなかった家なら、半年に1回のヘドロトルネードのほうが向いています。ただし条件がひとつあって、追いだきが止まっても冷水を足して再開できること。エコキュートなど追いだきが数分で止まる給湯器では、その手間が負担になるかもしれないので、そこだけ頭に入れて選んでください。
迷ったら表で一番安いジャバ1つ穴用から入れてください。


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