握ったおにぎりを包んだら形が崩れてしまった。冷蔵庫に入れておいた残り物に、隣のカレーの匂いが移ってしまった。そんな悩みは、実はラップの選び方で変わってくるかもしれません。今回は、サランラップとクレラップという定番2つを比べながら、用途別の選び方を整理していきます。
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比較の全体像
旭化成の「サランラップ 家庭用」30cm×20m×3個セットは、1,264円で1個あたり約421円です。強みは伸縮性とピタッと密着する感覚で、おにぎりや弁当の包みに向いています。
一方、クレハの「NEWクレラップ レギュラー」30cm×20m×2セットは、516円で1個あたり約258円。強みは臭いが移りにくいことと使いやすさで、冷蔵庫での保存に向いています。同じ30cm×20mでも、1本あたり約163円の価格差があります。
比較一覧
| 項目 | サランラップ | クレラップ |
|---|---|---|
| 1個あたり | 約421円 | 約258円 |
| セット価格 | 1,264円(3個) | 516円(2個) |
| サイズ | 30cm×20m | 30cm×20m |
| メーカー | 旭化成 | クレハ |
| メーカーが謳う強み | 伸縮性・ピタッと密着 | 臭い移りにくさ・使いやすさ |
| 向きやすい用途 | おにぎり・弁当の包み | 冷蔵庫での保存 |
おにぎりと弁当の密着を優先するなら、表の左、サランラップです。
冷蔵庫の臭い移りと単価を優先するなら、表の右、クレラップです。
選び方のポイント
伸びと密着
握ったおにぎりや凹凸のある弁当は、フィルムが伸びて器に沿うかどうかが先に来るポイントです。伸びしろがあり、口を閉じたときに空気が抜けやすいタイプは、持ち歩きの包みと相性がよいでしょう。平らな皿の蓋代わりだけなら、伸びの差は小さく感じることもあるかもしれません。
臭いの移りにくさ
冷蔵庫の中では、カレーやキムチの隣に甘いものや味の薄いおかずが並ぶことがよくあります。フィルムのバリア性を打ち出す製品は臭い移りを抑えやすいとメーカーが案内しています。これは密着の強さとは別の軸なので、包み心地だけで決めると保存の悩みが残りやすいかもしれません。
電子レンジでの加熱
家庭用ラップの多くは、電子レンジでの加熱に使えるとパッケージで案内されています。ただし、オーブンやトースターは対象外であることが普通です。油分の多い料理を強く加熱する、フィルムを食品に密着させたまま長時間かけるといった使い方は、各箱の注意書きを優先してください。ラップは加熱用の調理器具ではなく、あくまで器を覆う消耗品です。
箱から出す使いやすさ
毎日使う消耗品なので、フィルムそのものより箱の切れ味と引き出す感触でストレスが分かれることもあります。刃に引っかかって斜めに切れる、途中でくっついて無駄が出るという声は、どちらの製品にもあるようです。
1本あたりの価格
幅と長さが同じでも、セットの本数と値段で1本あたりの単価は変わってきます。初回の支払い総額と、1本あたりの負担は別の数字として見ておきたいところ。3個セットは箱が切れにくい代わりに最初に出す金額は大きくなり、2個セットは単価を抑えやすく試し買いにも向いています。
各商品の詳細
旭化成 サランラップ 家庭用 30cm×20m×3個セット
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | 旭化成 |
| サイズ | 30cm×20m |
| 入り数 | 3個セット |
| セット価格 | 1,264円 |
| 1個あたり | 約421円 |
フィルムが伸びて形に沿い、口を閉じたときに空気が抜けやすいとメーカーは謳っています。おにぎりを握った後、米粒を崩さず持ち歩く用途で名前が挙がりやすいのは、この伸縮性のおかげ。
弁当の保温目的で外側から巻く使い方でも、隙間が減りやすい点が利点として語られます。ただし、保温を長時間保証する道具ではなく、魔法瓶の代わりにはなりません。
気になる点は値段です。クレラップより1本あたり約163円高くなります。
クレハ NEWクレラップ レギュラー 30cm×20m×2セット
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | クレハ |
| サイズ | 30cm×20m |
| 入り数 | 2セット |
| セット価格 | 516円 |
| 1個あたり | 約258円 |
臭い移りにくさと、箱から出す使い勝手を打ち出しています。冷蔵庫の中で隣り合う料理の匂いが移りにくいという、メーカーの謳い文句。切れ味や引き出す感触など、毎日の操作を売りにしている点も特徴です。
気になる点は、握ったおにぎりのような立体の形へ追従する伸びで、ピタッと感を最優先する用途ではサランラップの案内のほうが先。その代わり、1個あたり約258円と安く、初回の支払いも小さく済みます。
用途別のおすすめ
おにぎりを握るなら、サランラップ3個セットが向いています。伸びて形に沿い、持ち歩きで口が開きにくいとされる密着が先に来るため。
弁当を巻いて保温の助けにするなら、同じくサランラップ3個セットです。隙間が減りやすい点が冷める速さを少し抑える助けになるとされていますが、長時間の保温容器ではない点は覚えておいてください。
電子レンジで器を覆って加熱するだけなら、どちらでもパッケージの案内に沿えば使えます。加熱の得意不得意で選ぶより、包みの用途で選んだほうが迷いが減りそう。
冷蔵庫での保存なら、クレラップ2本セットが向いています。臭い移りにくさをメーカーが謳っており、1個あたり約258円と単価も抑えられます。ただし、小分けして冷凍までしたい食材は、ラップ単体より保存袋のほうが向きやすいでしょう。冷凍の小分け保存は、定番品まとめのジップロックの項で整理しています。
おにぎりと弁当の密着なら、この3個セットです。
冷蔵庫の保存と単価を優先するなら、この2本セットです。
まとめ
サランラップとクレラップは、見た目もサイズも近い家庭用ラップです。伸びとピタッとした密着を先に置くなら、サランラップの3個セット(1,264円、1個あたり約421円)。臭い移りにくさと使い勝手、1本の値段を先に置くなら、クレラップの2本セット(516円、1個あたり約258円)がよさそうです。
まず1セット置くなら、日常の保存が主な家庭ほどクレラップ2本から試してみるとよいでしょう。両方を最初から揃える必要はありません。
冷蔵庫の保存を優先するなら、クレラップ2本を選んでください。
おにぎりと弁当の密着を優先するなら、サランラップ3個です。


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